今回は、建替え計画のプラン検討と並行して行っていた、既存アパートの立退きのお話。
10世帯中9世帯が入居している状況で、立退きにかかった費用は、敷金返金以外では、わずか3世帯分の引っ越し費用のみでした(トータル20万位)。
(いきなり話しがゲスい!笑)
地元の不動産会社さんから言われたのは、立退きにかかる費用は一般的には家賃の6ヶ月分が相場と…。でもでも、そんなルールはどこにもないし、不動産会社が次の物件を探しやすくするために6ヶ月分も取っているに違いない!と思い、自力で立退き頑張った!(誰か褒めて♪笑)
立退き交渉を開始したのは、実はアパートへの建て替えが決定する前。
当初、高齢者福祉施設を建てる方向で進めていて、国の認可を得るためには、すぐにでも立ち退きを始めないといけないスケジュール感だったのもあり、バタバタと。
しかも高齢者福祉施設の認可が下りない可能性もあったから、代案としてのアパート建築も視野に入れながらの不安な立退き作業。
まぁ、結局、高齢者福祉施設は公募に落ちたのだけど。苦笑
高齢者福祉施設建築の場合のハウスメーカーさんが無償で立退きのサポートをしてくれたので、それはそれでラッキー!
もちろん、大家である自分主導で動いたけど、分からないことがあれば、経験のあるハウスメーカーさんがコツを教えてくれたっ!
ローコストで抑えられた立退きのポイントをまとめると
①普段から入居者さんとコミュニケーションをとっておく。←これ一番重要
②出来る限り定期借家契約に切り替えておく。
③②が無理でも、法的拘束力はないが、特約で立退きの条項を入れておく。「老朽化による取壊しの際は、立退き費用の請求はできません。」など。
④引越しの物件情報を不動産会社と連携して積極的に提供する。入居者さんの初期費用を抑えられるように仲介手数料半額のエ〇ブルさんやミ〇ミニさんの紹介や、希望条件を聞いて物件情報を集めてあげるなど。
⑤生活保護者の方がいる場合は公的機関と密に連携。
以上。
スケジュール的にも期限までに全員お引っ越し完了。
一番大きかったのは、入居者さんのご理解が得られたこと。ほんと感謝しかない。
なので出来る限り自分も、次のお部屋探しをお手伝いしました。一緒に内見もしたな~。懐かしい。
次回は解体について!
もっと詳しい立退き方法を知りたい方がいれば
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